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THE RIGOLETTO

THE RIGOLETTO

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施主の想いを形に~デザインと品質の攻防で大空間を実現



国内最後のRIGOLETTO

株式会社HUGE様が創業当初から出店している主力業態『RIGOLETTO』。11店舗目にして国内最後の店舗として2フロア約200坪の巨大な空間の施工をご指名いただきました。
国内最後の店舗としてオーナーの想いが全て盛り込まれている内装であり、設計者もその想いに答えるべくかなり手の込んだデザインを計画しており、
最初にパースを拝見した際は、戸惑いを隠せませんでした。

THE RIGOLETTO

国内最後のRIGOLETTO
店名もシンプルに『THE RIGOLETTO』


RIGOLETTOのアイコンであるワインセラーと吹き抜けの階段

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今回のワインセラーは円錐形の巨大ワインセラー。
店内に入ると圧倒的な存在感で店舗の象徴にもなっています。
このワインセラー、逆円錐形の為、16枚のペアガラスの製作に苦労をする事になります。
逆円錐形である為、ガラス面は二字曲線となりさらにペアガラスである為前後別の二字曲線ガラスの製作をしなければなりません。
打合せ→作図→打合せと何度も繰り返し、鉄骨屋さん、金物屋さん、ガラス屋さん、電気屋さんと調整を重ねました。
安全面の検証、品質の確認、寸法の調整及び共有などなど・・・。
二字曲線のペアガラスを収める時はちゃんと収まってくれと祈る思いでした。
そして、ワインセラーが完成した時は今までの苦労が報われた瞬間です。

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吹き抜けの階段と壁面に設置されたネオン管。店名の由来でもあるイタリアのオペラ『リゴレット』のカンツォーネの歌詞をネオン菅で表現していいます。
ネオン管は何種類もモックアップを提出して決定。
階段も制作。バーカウンターの上部に設置しており、足場の架け替え等工程監理に苦労しました。

1Fメインダイニングのフローリングパターンの修正

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1Fメインダイニング
天井の不規則な間接照明が印象的な空間。


1Fメインダイニングの床は白と黒のフローリングをパターン化し、貼り分けを行う設計である。施工図(パターン)を作成、確認をしたが、承認時に行き違いがあり、1/3程施工が進んでいる最中に若干ではあるが、パターンに間違いがあることが判明。
原設計と大きな違いはなかったのですが、現場で設計者に見てもらい判断することに。
結果張替えをする事になりましたが、その際に設計者様の一言が今でも忘れられません。
『店舗に来るたびにこのフローリングを見ると後悔してしまう。10年後も後悔するのは変わらないと思う。そんな思いはしたくない。』

クライアントの想いを形にする仕事

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2Fのダイニング
OPENキッチンになっておりキッチンのライブ感の感じられる空間。
1Fとは違い、幾何学的な天井の意匠。

お店に対するクライアントの想いを設計者が表現し、その表現を形にするのが我々の仕事です。先出のワインセラーを初めて見た時のクライアントの反応は、『これは凄い迫力だね、本当にできちゃったね。』かなり興奮されていたことを覚えております。苦労が報われた瞬間です。クライアントの想いは設計者を通じて我々現場に繋がって行きます。想いをくみ取り、その意味を理解して仕事をしていく事がとても大切です。

物件名 THE RIGOLETTO
所在地 東京都渋谷区
オープン 2017年4月
事業主・クライアント 株式会社HUGE
カテゴリ

飲食店

事業内容

施工・制作管理

 

キーワード

施工

 

実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。掲載内容は予告なく変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。

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