
東京ドームシティ内に位置する海鮮バイキングレストランのリニューアルプロジェクト。コンセプトを「もてなしの時空」とし、都心の眺望を借景として取り込みながら、料理そのものが主役となる空間を計画した。中央には回遊性と運営効率を両立する円形ビュッフェカウンターを配置し、木・石・光といった自然素材の表現を通じて、海から大地へと連なる時間の積層を演出。多様な利用シーンに応える席構成と落ち着いた空間設計により、食事に集中できる上質な体験価値を創出した。
海鮮バイキング業態では、料理の豊富さや賑わいが魅力である一方、空間が雑然とした印象になりやすく、落ち着いて食事を楽しめる環境づくりが課題となっていた。また、東京ドームシティという優れた眺望を有する立地でありながら、その魅力を十分に活かしきれておらず、多数の来店客を受け入れるための効率的な動線計画との両立も求められていた。
そこで空間の中心に円形ビュッフェカウンターを配置し、自然な回遊性と運営効率を実現。料理へのアクセス性を高めるとともに、店内全体の視認性を向上させた。さらに、客席配置や照明計画を最適化することで都市景観を借景として取り込み、料理そのものが主役となる空間を構築。隠岐片麻岩や木口材など自然素材の質感を活かし、海・大地・時間の積層を表現することで、バイキングレストランでありながら落ち着きと上質感を兼ね備えた食体験を実現した。
Silver A' Design Award(Italy), FRAME Awards Monthly Evaluation Bronze Rating
設計:井下 大樹 営業:芹澤 健二 施工:礒辺 章宏





※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。掲載内容は予告なく変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。