広告クリエイティブの企画立案から完成まで

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広告クリエイティブの企画立案から完成まで

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広告クリエイティブの企画立案から完成まで

概要

ブランドのメッセージやクライアントの想いといった目に見えないものを、ターゲットの心に刺さるよう画と言葉で具現化することがクリエイティブの役割です。
本コラムでは、そんなクリエイティブの企画立案から完成までを、下記事例を用いてご紹介します。

クライアント名:株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ
事例名:ザ ロイヤルパークホテル アイコニック ブランド開業キービジュアル制作

オリエンテーション~プレゼンテーション

まずはじめに、クライアントよりどのような立ち位置のブランドなのか、ターゲット像は何なのか、といった制作するビジュアルで表現したい内容をクライアントよりオリエンテーションしていただきます。 次にそれを受け、競合のビジュアルや業界の方向性等を調査しながら、アイディアを洗練させていきます。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニックは、ロイヤルパークホテルグループの中でも最上位のブランドとしてローンチされました。
ターゲットはビジネスエグゼクティブ。そのため、ビジュアルには上品さが感じられ、ビジネスとしての使用を想起させることが必要と考え、プレゼンテーションにて複数の提案を行いました。

royalpark1.png

受注~プラン決定

受注後、提案したプランに必要な修正を加えていきます。またモデルが必要な場合は撮影するモデルの選定にも入り、資料での候補出しを行った後オーディションを経て決定させます。
ここで、コンペ提案時は男性を登場させる1案のみだったところを、宿泊者の性別を限定しない見せ方にしたいというクライアント要望を叶えるべく、男女2パターンのプランを作成。それぞれ人種や年代を考慮の上モデルを最終決定しました。

royalpark2.jpg
royalpark3.jpg

撮影

撮りたい画に合わせて、スタジオや屋外での撮影を行います。夜景部分は当時建設中のロイヤルパークホテル アイコニック大阪御堂筋の室内から、人物はスタジオで撮影しました。
建設中のビルでの撮影は真夏に行われました。工事中のため空調設備が使えず、長袖での撮影が求められる厳しい環境でしたが、実際の宿泊者が見る景色を象徴的に切り出し、ビジュアルに落とし込みました。

最終調整

撮影したデータをカンプのアタリ画像と差し替えます。 紙の制作物がある場合、このタイミングで一旦印刷会社への入稿を行い、色味や実物大での全体バランスを見ます。 大方の場合はポスターに展開するため、ポスターの形式で確認を行うことが多いです。
本事例ではエンブレムの微妙な色合い等細部への調整を行い、2回の色校正を経て校了となりました。

完成

これでキービジュアルは完成です。

royalpark4.png
royalpark5.jpg
royalpark6.png
royalpark7.jpg

各種制作物へ展開

リーフレットなどの紙物だけでなく、駅看板やサイネージといった媒体物に関して、それぞれの規格に合わせてリサイズや情報の追加を行っていきます。 具体的な制作物に関しては、本事例全体の実績ページがございますのでそちらをご覧ください。
また、本ビジュアルを納品後、同社が所有するロイヤルパークホテル汐留がアイコニックへとリブランドされるにあたり、リブランドビジュアルとしての展開も実施しました。

担当者からのコメント

今回はクリエイティブ制作の大まかな流れをご紹介しました。 制作の細かい部分は案件毎に変わってきます。 今回は写真を使用したビジュアルの事例で説明を行いましたが、表現したい内容・ターゲットに合わせ、イラストを用いてビジュアルを制作する場合もあります。 私達クリエイティブ担当は、どのように具現化すればクライアントの表現したい・伝えたい内容をエンドユーザーに最大限アプローチすることができるかと考え、提案・納品を行ってまいります。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。


担当者:マーケティングソリューション部 神保 

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