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デジタルサイネージのオフィスでの活用方法とは?効果もご紹介

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デジタルサイネージのオフィスでの活用方法とは?効果もご紹介

デジタルサイネージのオフィスでの活用方法には、大きく次の4つが挙げられます。

・休憩室や食堂での社内情報共有に
・受付・エントランスでの来訪者対応に
・会議室・作業エリアでのリアルタイム情報表示に
・BCP対策としての緊急情報配信に

オフィス内での情報共有や社員間のコミュニケーション、さらにブランディング強化まで、デジタルサイネージの導入がさまざまな効果をもたらすとして、多くの企業が導入を検討し始めています。

特に近年では、業種を問わず、バックオフィス空間の有効活用や業務効率化を目的として積極的に導入される傾向があります。

この記事では、デジタルサイネージのオフィスでの活用方法やメリット・効果、導入に必要な機材・システムをわかりやすくご紹介いたします。

デジタルサイネージをオフィスに導入するメリット・効果

デジタルサイネージは、単なる情報掲示ツールではなく、オフィスにおける業務効率化や社内コミュニケーションの活性化、さらには企業ブランディングにもつながる多機能なソリューションです。

ここでは、具体的にどのような効果が期待できるのかをご紹介します。

情報の平準化と伝達効率の向上がかなう

従来の紙掲示や社内メールでは、伝達のタイミングや情報の到達度にばらつきが生じやすいという課題がありました。

デジタルサイネージを活用すれば、オフィス内の複数拠点に同じ情報を同時配信できるため、部署や個人による情報格差を最小限に抑えることができます。
また、視覚的にわかりやすく訴求できる点も、情報の浸透に大きく寄与します。

従業員の意識づけとエンゲージメント向上が見込める

デジタルサイネージを活用すれば、業績情報や社内イベント、衛生管理の注意喚起など、日常的に表示される内容を通じて、従業員の行動意識を継続的に刺激できます。

さらに、社内表彰や従業員の紹介といったポジティブなコンテンツを表示することで、エンゲージメント(企業への愛着)向上にもつながります。

省人化・業務効率化を実現できる

オフィスにデジタルサイネージを導入すれば、従来の告知のために必要だったポスター貼り替えや印刷、配布といった作業をデジタルで一括管理・更新できるため、広報や総務部門の工数を大幅に削減できます。

また、表示スケジュールの自動化によって、季節ごとの通知や定例アナウンスも手間なく運用できるため、運用段階でも業務効率化を実現可能です。

来訪者への印象向上・ブランディングにつながる

エントランスや受付に設置すれば、企業紹介動画やビジョンの掲示、訪問者名の表示などで“おもてなし”効果を発揮します。

これにより、来訪者に対してプロフェッショナルでスマートな印象を与えることができ、企業の信頼感やブランド価値を高める要素となります。

 

デジタルサイネージのオフィスでの活用方法

オフィス空間におけるデジタルサイネージの活用は、単なる「情報表示」を超えて、組織のコミュニケーションや働き方改革を推進する強力な手段ともなり得ます。

以下で、具体的な活用シーンを4つご紹介します。

休憩室や食堂での社内情報共有に

オフィスの休憩室や食堂は、社員がリラックスする場でありながら、全社的な情報が自然に届く絶好のポイントでもあります。

デジタルサイネージを設置すれば、経営メッセージや社内イベントの告知、福利厚生情報などをタイムリーに発信できます。
掲示物の貼り替えの手間もなく、常に最新情報を提供することができます。

受付・エントランスでの来訪者対応に

受付に設置することで、訪問者の名前を表示した「お出迎え画面」や、企業紹介の動画・スライドを活用した「会社案内」として機能させることが可能です。

無人受付や省人化対応とも相性が良く、洗練された演出により、企業イメージの向上にもつながります。

会議室・作業エリアでのリアルタイム情報表示に

会議室や現場の作業スペースでは、スケジュール管理や使用状況の表示、またニュース、天気、交通情報などをリアルタイムに表示することができます。
これにより、効率的な会議運営や日々の業務計画の最適化が可能になります。

特に複数拠点のある企業では、全社共通情報の即時配信により、社内の情報格差を防ぐ効果も期待できます。

BCP対策としての緊急情報配信に

地震や火災、感染症の拡大など、緊急事態発生時には即時の情報伝達が求められます。

デジタルサイネージでは、あらかじめ設定した緊急情報を一斉配信できるため、BCP(Business Continuity Plan/事業継続計画)対策の一環として有効です。
緊急事態発生時に警報・避難指示・対応マニュアルなどを迅速に表示し、社員の安全確保と冷静な対応をサポートしてくれます。

 

デジタルサイネージのオフィス導入に必要な機材・システム

オフィスにデジタルサイネージを導入する際は、単に「モニターを設置するだけ」ではなく、運用に適したシステム構成と運営体制を整えることが大切です。

ここでは、導入に必要となる主な機材やシステムを3つに分けてご紹介します。

ディスプレイとプレイヤー(再生装置)

まず最も基本となるのが、情報を表示するための「ディスプレイ」と、表示コンテンツを再生する「プレイヤー(STB…Set Top Box/セットトップボックス)」です。

ディスプレイは設置環境に応じて、スタンド型・壁掛け型・天吊り型などから選べ、サイズや視認距離も重要な検討ポイントとなります。

プレイヤーはディスプレイと接続して、USBやネットワーク経由で配信されたコンテンツを表示する役割を担います。

安定した通信環境とセットで、スムーズな表示を実現するため、性能や対応フォーマットも確認しておく必要があります。

管理用クラウドシステム

オフィス内の複数のディスプレイを一括管理したい場合は、クラウド型の配信・管理システムの導入が不可欠です。
これにより、離れた拠点の画面にも同一の情報をリアルタイムで配信できるため、情報の統一性とスピードを両立できます。

クラウドシステムなら、ブラウザからの操作で簡単にスケジュール設定・コンテンツ更新ができ、複数ユーザーによる分担運用も可能です。
セキュリティ面やログ管理の機能もチェックしましょう。

コンテンツのテンプレートと編集ソフト

デジタルサイネージの効果は、表示するコンテンツの質に大きく左右されます。
簡単に視覚的に訴求力のある画面を作成できるテンプレートや編集ソフトがあると、クオリティの高いコンテンツを手軽に制作できます。

このほか、HDMIケーブルや液晶保護パネル、離れたモニターへワイヤレスに映像出力ができるワイヤレスエクステンダーなどがあると良いでしょう。

 

まとめ

デジタルサイネージは、オフィス内の情報共有や業務効率化、さらには企業の印象向上にまで貢献する、多機能で柔軟性の高いソリューションです。

特に、休憩室や食堂での社内コミュニケーションの活性化、受付でのブランディング強化、会議室でのスケジュール表示、そして緊急時の情報配信など、目的別に活用できる点が大きな特長です。

また、導入に必要なディスプレイ・プレイヤー・クラウド管理システム・編集テンプレートといった要素は、運用のしやすさと効果性の両立に寄与します。誰でも簡単に扱える環境を整えることで、社内全体での活用がスムーズに進みます。

今後のオフィス改革や業務効率向上を検討する際には、ぜひデジタルサイネージの導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

なお、エイムクリエイツでは、オフィス利用に特化したデジタルサイネージ製品とサービスを提供しています。
初めての導入でも安心のサポート体制を整えておりますので、ぜひご相談ください。
https://www.aim-create.co.jp/

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