植林の歴史や林業の施業について学ぶことのできるフォレスターハウス、開設30周年のリニューアル実施。
森林再生を繰り返す「保続林業」の思想を広め、より豊かな森をつくるための新しい森林文化を発信する基地として、クライアント若手プロジェクトメンバーと共に、自然環境との調和を感じ、体感をもってわかりやすく伝えることのできる施設に再生しました。
「森林文化の発信」というコンセプトをベースに、地域社会を含めたステークホルダーや、人々と森など、「つながる」をキーワードに様々なつながりを意識した施設を目指しました。
五感を使って体験できるフォレスターハウスならではのコンテンツを新設。特に、林業施業が体験できるコンテンツはVRを用いて紹介しています。
イラストと映像を組み合わせながら、林業への理解が深まる展示空間を設計。
住友林業の端材やグループ会社の知見・技術を活用することで、「サステナビリティ」や事業としての「つながる」を体現しています。
建物の持つ「木」の美しさを守り、展示はシンプルにすることで全体の調和を図っています。
デザイン・設計:金子 尚志 施工・制作管理:八巻 兼司 営業:松野 智子
大断面集成材を利用した木構造の建物(住友林業造)での展示
林業創業の歴史など、映像や史料を用いた説明
様々な種類の木材を触って体感できる、「木を知る」スペース
過去と今の林業器具を実物とイラストで展示
周辺の動植物をタブレットで学べるスペース
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。掲載内容は予告なく変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。